2013年6月6日木曜日

自民党憲法草案の勉強会

 6月6日(㈭午後2時から4時過ぎまで

 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の人から誘われて、伊勢原まで自民党憲法草案の勉強会に行ってきました。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟とは、戦前の明治天皇制のもと、戦争に反対の意思表示をしたり、自由な意見を述べたりして治安維持法違反で捕まり、逮捕・投獄・拷問などで犠牲になった人のために、国家賠償を求めて活動している団体です。
 自民党の憲法改正草案の詳しい中身を示されて驚きました。これは24年4月27日に決定したと書いてあります。
 最初に、前文はまるで違うものに変えられ、天皇は日本国の元首であると。天皇が死ぬまで変わらなく、日本国を統治します。国旗は日章旗、国歌は君が代とする。国旗及び国歌を尊重しなければならないとあります。現在は国旗国歌法で、国の旗と歌を日の丸と君が代と位置付けていますが強制はできません。ところが、草案では尊重を強制しています。そうしないとどうなるのでしょうか。
 阿部内閣のきな臭い動きと合わせて、草案は基本的人権の制限など日本の国を戦前の国のようにしようとしているのか、背筋がぞっとします。怖いですね。多くの人に知らせなければと思います。