2014年3月15日土曜日

有機農業推進講演会

3月15日(土)
 午後1時半より、町文化会館で農政課と食の安全を考える会との共催で、講演会がありました。
今回は自然農法で栽培している方のお話でした。津久井町でサラリーマンを22年やって農業へ転換した人。若いころ、体が投薬で湿疹だらけになった経験。悪いものがたまると吹きだす。野菜も状態が悪いと虫がつくといいます。
 そのため、化学肥料も堆肥も入れないで野菜を育てるといいます。収量は少ないのですが、野菜の根が養分を求めて深くはるので大きく育つそうです。収量を多く求めないのがいいようです。また、そのような野菜を求める人も増えています。畑には十分な養分があるので入れる必要がないとの見解のようです。今、野菜の種はF1ばかりで、種を取っても先祖帰りをしまうので、いい苗を作るには買わなければならないようになっています。それでは困るので、自分でいい作物ができたらいくつか畑のはしに植え替えて、種を取ることを繰り返せば、いい種ができるそうです。これはぜひやってみたいです。