2014年10月26日日曜日

水より安い生産者米価

10月25日(土)
新聞の集金や赤旗まつりのお誘いで訪問すると、新米が故郷から送られてきたので一回分だけ味見してねと3合頂いたり、農協で毎年買っているんだけど、安いのよね、と驚く程の値段。30キロで8千円といいます。一方、お米屋さんでは5キロ2445円でした。

 
 今、米の大暴落だといいます。農協の概算金は前年を1俵(60キロ)3000円前後も下回り、コシヒカリで1俵9000円、その他の銘柄では8000円~7000円といいます。
 米がどれほど安いのか市販の水と比べてみたという「農民」新聞のデータをみると、ペットボトル500mlは自販機で110~120円。ペットボトルに入る米の量は403グラム。これを概算金に当てはめると9000円の米は60円、8000円の米は54円、7000円の米は47円。どの銘柄も100円を超えるものはないようです。

米ができるまでには大変な労力が必要です。水の管理と種まき、田植え、施肥、草取りなど半年もかけて収穫となります。私は子供の頃田んぼの仕事を手伝ったことがあるので、よくわかります。
こんなに安くなってしまったら、今後も米を作る人がいなくなってしまうのではないか、心配です。