2015年11月7日土曜日

憲法をいかし、平和と人権を守る自治体をつくるために

11月7日(土)

・5日は議員の月例会でした。毎月議員同士情報交換の場として交流をしています。今月10日に地域医療懇話会があるので、教育民生常任委員長の私が座長を務めますが、副委員長のたかのり議員と国保医療審議会委員長のの渡辺議員が出席するので、これまで経験した議員からアドバイスを受け、議会議員としての役目を果たすよう求められました。


・6日の法律相談に来た60代の女性は何を聞きたいか、メモにして来ていて感心しました。

 7日土曜日は研修会に参加。第43回神奈川自治体学校でした。横浜・石川町の労働プラザが会場なので7時過ぎに家を出て9時半から開始。自治体労働者や議員、様々な団体が参加していました。講師は日弁連元会長の宇都宮健児氏。記念講演は「憲法をいかし、平和と人権を守る自治体をつくるために」でした。



 今憲法が最大の危機を迎えている実態、住民の暮らしは貧困と格差拡大で、貧困の拡大は戦争の温床になること、その上で自治体の役割を熱く語りました。

 宇都宮さんの話で、
 自民党は2015年の運動方針は明文改憲です。6月議会に「憲法の見直しを求める陳情」がありました。共産党は反対しましたが、他の議員は全て賛成しましたが、これは大変なことだとはっきりわかりました。美しい日本の憲法をつくる国民の会」の人が個人で提出したものでした。これは自民党の別働隊ともいわれる「日本会議」と同じものですって。怖いですね。
 この団体が今1000万人署名を集めているそうです。これは国会議員の過半数を取るための作戦とか。
 


 経済的徴兵制の問題ではアメリカはすでにそうなっています。アメリカ兵は貧困世帯の子弟で、大学を出れば1000万円の借金をかかえるので、軍隊に入れば無料で大学にいけるそうです。
 ドイツはGDP は日本より小さいが、大学も医療も無料。西欧は高校、大学の奨学金は給付制。西欧でできて日本がなぜできないか。人権を大切にしない政治家が政治を握っているからですね。