2015年12月15日火曜日

大手メディアの政権との癒着で日本は危機的

  12月15日(火)

 1週間に1回の新聞なのに、たまに見る全国商工新聞ですが、14日付の8面をみて、日本のひどい現状を再認識しました。

 元外務省情報局長である孫崎 享さんの「随想」欄に、日本を観察している、ウオルフレンというオランダ人ジャーナリストは今くらい日本が危機的な状況にある時代はなかった。その理由は野党勢力の後退と大手メディアの政権との癒着と指摘。今一つは、大手メディアの政権との癒着で、政権を批判する力が全くなくなったこと。
 「国境なき記者団」が毎年世界各国の報道の自由度ランキングを発表しているが、今年は61番目だそうです。安倍政権になってからのテレビ、新聞への圧力はすさまじいと。
 日本のマスコミは今危機的状況にあるのに、国民の大手マスコミへの盲信があるとの指摘に、改めて安倍政権を倒そうと考えている私たちの動きは生ぬるいことを感じました。

 先ほど、「日本と原発」上映実行委員会メンバーが夜、急遽集まりをもって、1月31日(日)13時30分会場、14時開会の小林節さん講演会の普及を目指すことを確認しました。まだまだ多くの人に戦争法廃止の動きが伝わっていませんし、そのための2000万人署名もこれからです。

 随想のコラム記事を読んで、いろいろやりたいことはあるけれど、戦争法廃止の運動を強めていかなければとの強い思いに至りました。