2016年3月19日土曜日

趣旨了承は不採択と同じ意味

3月17日(木) 教育民生常任委員会

 この日は教育委員会所管の質疑でした。前回の民生部所管で多く使っていまい、持ち時間90分のうち残り時間が30分という委員もその中で頑張りました。

              陳情の審査
 最後に陳情3件の審査。脳震とうなどの問題で関係機関への情報の周知と対策を求めることや行政の窓口での対応もありましたが、柔道などの練習で投げ飛ばされて脳震とうを起こし、重い障害をもったり、死亡したりすることもあるという。指導者の無知か配慮なさのために、中・高生などの命が奪われることがないようにするのは必要なこと。共産・公明が採択を主張しましたが、少数で不採択に。

 その他に重度障碍者・特に人口透析患者を中心に高齢化もあり収入がない人の割合が多い中、病院の送迎で 間に合わなくなると費用負担が重くなるなどの訴えでした。

 また、医療費では人工透析患者は1万円程度が自己負担となる。しかし、65歳以上の障害認定では後期高齢者医療制度の前倒しで利用できるが、1割負担となる。週3回の透析を受けるのは大変なことです。今、重度医療費助成制度にも年齢65歳までという制限と所得制限が付きました。県が助成を開始したのに、制限をつけ助成額を減らすのも県です。多くの市町村も流れに合わせています。残念ながら財政が厳しくなるのでしかたがないという流れができてしまいました。共産党以外はみな趣旨了承で、不採択と同じです。