2016年9月28日水曜日

総合計画後期基本計画案への質疑

 


 2,3日前に、知り合いの庭から、金木犀の匂いが漂ってきました。季節は確実に秋になってきたのです。我が家でも、洗濯物を干しに庭に出たら、やはりこの匂いがします。よく見ると、オレンジのような小さな花をつけていました。
  このきんもくせいは浅利神社へ行く手前にありました。








 午前中は、総合計画後期基本計画案に対して、議会でできればとり入れてほしい、まだ言いたいことを質疑として各会派ごとに行いました。


 総合計画は6年前に作られ、12年間を見通して6年ごとに前期と後期で分けて見直していく作業があります。後期基本計画は29年度から34年度までの計画です。次回の見直しにはもういない可能性もあるので、真剣になります。


 執行部の答弁の中には、 取り入れるとの答弁があったりして、みなやってよかったとの感想を持ちました。
私は前期では森林の振興として施展開されていましたが、後期では自然環境の保全の方にまとめられたため、以前のように独立して取り組むべきだと主張。子育て支援では保育士の研修が中心で、現状維持との方針なので、町立保育園の正規保育士を増やしていくべきだとの主張。平成8年には正規保育士は50人でしたが、平成17年度には44人に減らされました。今では42人、不足分を臨時で補ってやっており、うまくいっているとの答弁でしたが、低年齢児の保育を希望する人は今後も増えていくだろうとの予測もあり、正規でしっかり責任をもって取り組んでほしいとの思いを伝えました。
 人工透析施設に関しては、すでにあるので表現として書き込まなくてもいいのではないかとの思いを伝えましたが、腎臓機能の病気を持つ患者が多いので、他の診療科目もいれて表現するとのことでした。


前段で、皆で討議して全会一致で提言をしたことで48%ほどとりいれられたことは無駄ではなかったとの思いをしていましたが、今回も一部取り入れてくれたこともあり、私は言いたいことが言えたとの思いもあるので、みな爽快な気分でした。

2016年9月25日日曜日

リニア中央新幹線

 9月725日(日)


 安倍政権が8月に発表した経済対策に、リニア中央新幹線の全線開業を最大8年間前倒しするため、JR東海に公的資金を3兆円を投入するを盛り込みました。


 当初政府は財政支援は考えていないと言っていただけに、そんな簡単に政策を転換できるのか、驚いています。今度の臨時国会に、整備新幹線の建設を担ってきた鉄道建設・運輸施設整備支援機構の「財投」資金をJR東海に貸し付ける機能を持たせることを内容とした「機構法改正法」を提出するそうです。


 私は、これからどんどん少子化になるのに、そんなものにお金をかけるのはもったいないです。また、トンネルの中で途中事故があったらどうやって逃げるのか、疑問に思っていました。それに、リニアは電気を3倍使うとの試算があるようです。
それよりも、まず作るまでに、リニアは地下トンネルなので大量の残土処理や水枯れ、騒音など深刻な自然破壊が予想されます。
 
 もともとJR東海はリニアについて国の資金なしで自己負担でやると言ってきたのに。JR東海は採算が取れないのにやるというのは、東海道新幹線の維持発展、大規模災害に対するリスクに備えるためだと言っています。絶対にペイしないが、東海道新幹線の収入でリニアの建設をまかなってなんとかやっていけるというのに、国のお金を投入するのは壮大な無駄でしょう。もっとお金をかけるところがあるでしょうに。臨時国会の動きを注視しましょう。

2016年9月23日金曜日

今、問題の政務活動費について

   9月23日(金)


 政務活動費について、最近富山市議・県議による不正所得が発覚し、とうとう辞任に追い込まれ、補欠選挙を行うことになったとの報道がありました。昨日は山形県議会でも不正所得があったようです。そこで、毎日新聞は23日の朝刊で全国都道府県議の海外視察報告書作成と公開状況を発表しました。驚いたことに、海外視察報告が不要というのが3割もありました。その中に、神奈川県議会もありました。


 そういえば、共産党県会議員が常任委員会で海外視察についていらないのではないかと発言したことが発端で、共産党議員団は未熟だから代表質問をさせないとか、一緒に視察に行かせないとかの嫌がらせをされています。今度は白日の下にさらされるのではないかと期待しています。


 県議や大きい市は政務活動費が第2の報酬ともいわれ、金額が大きいこともあり、使い道が問われます。原資は県民、市民の税金だということを自覚していないのでしょうね。都知事だった前の知事も同様です。


 わが愛川町は政務活動費は月1万円で、年間12万円。以前、議会改革検討委員会で議員報酬を上げたいという議員がいましたが、調査をすると愛川町議員の議員報酬は県内でも3番目、全国でも5番目ということが分かり、断念しました。そこで、政務活動費は今視察をしても年間2回できるかどうかで、もう少し増やしてほしいという声があり、わが会派も賛成しました。でも実績はどうなのか、というとこれまで報告書に載せるのを一部抑えていたこともあり、もれなく政務活動費として計上できるものは報告することになりました。


 わが会派は町民アンケートや議会ごとの報告書「新あいかわ」作成、研修、(視察は昨年は行っていないのですが、年1回程度は行きたいです。)その他のミニチラシ、図書購入費などです。
少しでも議会質問に生かすことや町民への周知などを考えています。




 
しその花と実


 毎日新聞では閲覧について調査をしています。一般の人が議会事務局に行けば見ることができるのは23議会、ホームページで公開しているのは、最近大阪や兵庫県議会。問題が発覚していから改善されたことが多いようです。


 愛川町議会も議会に行っていつでも見られるわけではないのです。情報公開を請求して初めて見ることができます。こういうのが多いかもしれません。ホームページで公開することが必要ですね。


 実は21日の議会最終日、議会運営委員会で9月議会の反省として、私は議員が政務活動費報告書と視察報告書を見ることができるようにすべきだと主張しました。今は、民間保管庫に委託していて、議員が見たいといっても職員が連絡して取りに行かなくてはなりませんので、面倒なのです。それに、5年経つと処分してしまうのです。10年ぐらいはいつでも見ることができるようにすべきだと思うのですが。
 










 
 


 


 

2016年9月20日火曜日

ヒバクシャ国際署名に歩く

     9月20日(月)


 昨日と一昨日、ヒバクシャ国際署名をもって訪問しました。ヒバクシャ国際署名とは今年4月に、これまで核兵器をなくそうと運動をしてきた被爆者たちが80代の高齢になり、最後の力を振り絞って世界から核兵器をなくすために条約を作ろうとの国際署名を韓国、カナダ、北米などの被爆者と共に訴えを出したのでした。世界でアメリカ、ロシアを先頭に数か国で製造し持っている核兵器をなくすのは無理だよという人もいるし、日本国だってアメリカの傘に入っているので、国連では反対とは言わず、この間はアメリカが先制攻撃に使用しないと発言したら、安倍首相はとんでもないといっていましたよね。でも、国連に加入している200国近くの国で8割が核兵器廃絶に賛成しているのです。残り2割の国、核兵器を持っているか、日本みたいな国ですね。世界の国の包囲網で核兵器廃絶を迫っていくことが大事です。




 では、どんな反応があるのか、訪ねてみました。50代のサラリーマンは自分が生きているうちは無理だろうけれど書くよ、高齢の女性はもう年だから関係ないよ、でも次の世代のためにと説得して何とか書いてもらいました。80代の男性は何でも研究開発しなければ進歩はないと、なくすのはよくない、と拒否、60代の女性は核兵器は大きすぎて、それよりも国内の原発をなくす方が先よ、というのです。いろいろ反応があって集めるのはたいへんです。しかし、被爆者は当初怠け病とか言われて、被爆者であることを証明できなければ認定しないと拒否されていたことで、長い闘いがありました。被ばく後遺症に苦しみ、子どもたちへの遺伝を恐れ、医療費を出してもらうのも苦難の道でした。それを考えたら、私たちは対話をすることで理解を得ていく活動は昔よりやりやすいです。


 



2016年9月15日木曜日

昨日は教育民生常任委員会の質疑

 9月15日(木)


 昨日14日は教育民生常任委員会の2日目、教育員会の事業についての質疑、決算の採決をしてから、教育関係の陳情審査を行いました。


 毎年、湘北教組から出てくる陳情で、35人学級の実現などが中心です。これまでも採択されていたのですが、いろいろ教育総務課の方に現状把握をするために質問を投げかける議員が多かったので、深まったのかなと思っていました。採択したあと、意見書の文案を事務局が提案したのですが、三位改革によって先生の給与が減ったことが不満との表現部分は削除となりました。私自身、事前に教育委員会の指導室の先生に来てもらって詳しく説明をしてもらえばよかったと反省しました。


 夜、相模原で一緒に女性運動をやっていた仲間ががんで亡くなったことを知らされました。そのあとすぐに、知り合いの方が入院されたとの連絡あり。そこで、今日、お見舞いに。


亡くなった彼女はまだ私より若いはず。1,2週間前にがんが転移しているとの話を聞いていました。あまりにも早い死にとまどっています。





2016年9月13日火曜日

神奈川県議会の傍聴行ってきました。

 9月13日(火) 県議会の傍聴


私にとっては人生2度目の県議会傍聴。1日目は20年も前のことですが、傍聴席ははるか高いところから見ていた記憶があります。新庁舎なので傍聴席は高いのですが、議員の様子が少しはわかる程度で、以前より身近になった感があります。


 共産党県議団が6人になって会派代表質問ができるようになったことはうれしいことです。今回は藤沢市出身の加藤なを子県議が代表質問をしました。県立津久井やまゆり園での殺傷事件と障がい者福祉について 5点にわたって質問 2 河川の災害対策 引地川とさかい川での河川氾濫
について 藤沢では床下浸水などあったんですね。 3 歩車分離式信号機の設置促進について 4 リニア中央新幹線建設計画について 5 米軍基地の騒音問題への取り組みについて は4点のわたって質問でした。質問時間は30分なので、質問を終えるとあと1分と表示。黒岩知事が答弁をあっさり検討しますというと、再質問はできず残り時間1分でいいたいことを言って終わりでした。


 声が小さかったため、もうちょっと大きい声で発言してほしかったです。それとも議会事務局は音声を大きくできたはずなのになぜやらなかったのかしら?


それにしても、知事の答弁はあまりにもそっけなくてつまりません。それに比べて町議会では町長や職員の皆さんはよく頑張って答弁を用意してくれます。


終わってまた控室に戻ると、議員団が挨拶。70~80人は傍聴者がいたこと、声がちいさかったことのほかに、視覚障碍者の方が共産党議員団に抗議しますというので驚きました。神奈川県は歩者分離式信号機を設置を全国の中で多く導入しているが、視覚障碍者からすると、区別がないので普通の信号機か歩車分離式かわからず困るというのです。確かにそのとおりだですね。


 日米地位協定に関してもあっさりと否定。
 (伊勢原市議会では日米地位協定の見直しに意見書提出を全会一致で決めたのに、国政の問題なのでと机上配布にしたわが議会の議員たちのやる気のなさを思い起こしました。)


 私たちが議会傍聴の入れ替わり時に元議員のTさんに会いましたよ。











2016年9月12日月曜日

コンビニは翌日、金融機関は3日で納付判明

         9月12日(月)
  教育民生常任委員会決算審査


教育民生常任委員会の決算審査は今日と14日にあります。今日は民生部の審査で、各委員が事前に提出していた項目に従って、質疑を行います。私は委員長なので、議事進行を行います。たいがい、委員長は自分では質疑をしないことが多いのですが、今回私は国民健康保険のコンビニ収納について、質疑をしました。その時は副委員長に代わってもらって行います。
 金融機関からの口座引き落としが圧倒的に多いのですが、21年度から法律改正によりコンビニ収納ができるようになり、今では26%、ただし、1件60円かかります。行政側はその他に月1万円かかります。コンビニ収納は振り込んだ翌日には入ったことが分かりますが、金融機関は早くて3日、町外ですと3日以降9日ごろまでに入ったことが分かります。時間はかかりますが、振り込みの手数料は今のところ無料です。




 わたしがなぜこれを質疑したか。ある町民の方が税務課で何かあって遅れて徴税を納付したのですが、督促状がきたというのです。そこで、税務課に電話して「郵便局に振り込んだが何日かかるか」聞くと納付してから税務課に届くのに、3週間かかるといわれました。そこで、郵便局に問い合わせると、金曜日に納付しても月曜日には届くといわれたそうです。税務課がいうことはおかしいと私にいいます。そこで、税務課に関する質疑ですが、教育民生常任委員会で質疑をやることにしたのです。




税務課であろうと、国保年金課であろうと、同じ庁内なので変わりがないはず、と質問をしてはっきりしました。それほど時間がかからないのです。職員がいい加減な返事をしたとすれば町民の信頼をなくしてしまいます。




 自宅の庭に咲いたヒガンバナ。













2016年9月10日土曜日

ふれあい広場で紙スリッパ作り

    9月10日(土) ふれあい広場


 毎年、社協とボランティア連絡協議会主催のふれあい広場、今年は愛川災害ボランティアネットワークASVNとして、災害時の紙スリッパ作りで参加しました。なにせ議員8人が全員参加すると目立ちますね。多くの方がわがテントに来て区tれて、神スリッパつくりをやってくれ、ついでにペットボトルのキャップをたくさん敷いた上をまずは裸足で、次は紙スリッパで歩く体験をしていただきました。


私などは来てくださった方に紙スリッパの作り方を説明するのに大わらわでした。1分でできる超簡単スリッパと宣伝。やってみたくなったらしめたもの。そんな調子でお年寄りの方や子どもたちが進んで作って下さいました。











2016年9月8日木曜日

社会福祉協議会表彰審査委員会

 9月7日(水))




7日は本会議で、会派代表質疑で、議員団全員で検討しながら、実際の質疑は鈴木議員がやりました。新人ながら頑張りました。




9月8日(木)




 会派で今後始まる常任委員会の質疑を目通し。




 10時から、社会福祉協議会表彰審査委員会がありました。事務局を入れて6人。社会福祉大会で表彰する人を福祉の現場や民生児童委員会、多額の寄付をした個人、団体からの推薦名簿で検討していきました。こうやって推薦するのか初めての体験でした。




 終わってから、 総務建設常任委員会の委員外委員として出席しようと、検討していたのですが、私のやりたいことが他の委員さんとかち合うので、やめて、教育民生常任委員会でやることにしました。明日、提出します。





2016年9月5日月曜日

総務建設常任委員会を傍聴

9月9日(金)
                     総務建設常任委員会を傍聴


 午前中は自分の所属する常任委員会で質問をする内容を検討し、質疑を提出、午後から総務建設常任委員会を傍聴することにしました。主な質疑は午前中でやっていたので、午後は2人だけでした。それでも話を聞くことは参考になります。




知り合いの方からメールをいただきました。滋賀県長浜市の小学校27校が今年度から、給食が無料になったそうです。10億6500万円の予算。町の栄養士と給食費の滞納があるのか聞いたとき、そんな話をしたら、学校は多いけれど、児童数は少ないのかしらね、うちの場合、児童数は2千人とすれば、8千万円ぐらいだから。無料化になれば、滞納なんて問題は生まれません。
 それでも、市の段階で無料化にするのは画期的なことです。







町長車について

9月4日(月)
今日は個人総括質疑。私は地域づくり活動促進補助金と既存小規模福祉施設スプリンクラー整備事業費について質問。誰もが一番関心があった町長車に関しては質疑を出していなかったので、残念ながらほかの議員の質疑を聞くだけでした。


 Y議員の質疑で、5か月のリース料でで83万4千円なら、年間では倍以上になるかとの質問には入札はリース業者との兼ね合いもあるが、相当安価になる、倍以上にはならないと答弁。提示した額はカタログ額だというのです。


 最後の採決の前の賛成、反対討論では井上議員に、賛成討論のなかに町長車は当初予算で計上すべきだった、経済的にみても疑問が残ると苦言を呈した感じで言ってもらいました。


 あとで聞けば、他の議員も直接町長に話すとか、議員以外にも力のある方がアドバイスするなどの働きかけがあったようです。
 町長車の原資は税金だということを考えれば、年金は下がり、生活が決して楽ではない町民から見れば高級車を買うようなことはしないでほしいと願うばかりです。




 



2016年9月3日土曜日

三増諏訪神社の素人芸能大会

  9月3日(土) 議員団で会議
 


 昨日は、議員団で朝から議会小会議室にこもり、7日にある会派代表質疑に何をやるかの検討をしていました。質疑は鈴木さんにやってもらいますが、会派代表ですからしっかり検討しないといけません。
 
途中で、月曜日にある個人総括質疑で、私は町長車に関していの質疑を出していなかったので、どうするか、困りました。なぜかというと、今回総務管理経費として、町長車を替えるにあたり、83万円の補正を出してきましたが、よく聞けば、5か月分で年間200万円、5年リースの高級車を購入することが分かりました。シーマというとやはり高級車のようです。庶民感覚からすると、黙って認めるわけにはいきませんが、どうしたらいいか。賛成討論で、町長車だけは認められませんよ、というのも変です。反対討論では、補正で出されたいくつかの案も否定することにまります。




           三増諏訪神社の素人芸能大会
               
 明日、防災訓練が終わって午後から、3人で相談することにしました。






 居は一日中、家の周辺の草ぼうぼうになった庭などの草むしりで終わってしまいました。これまで、議会が始まる前や一般質問が終わるまでは気持ちが落ち着かず、できませんでした。


 一部残っていますが、ほぼ終了。あとは時間をみつけてやります。


 夜は。三増諏訪神社の素人芸能大会なので、踊りや歌を見に行ってきました。ところが途中から雨が降ってきて、傘をさして椅子に座り聞いていました。せっかくの発表もだんだん人数が少なくなっていきます。最後にくじ引きがあったのですが、私は一つもあたらず、むなしく帰宅。