2017年10月16日月曜日

衆議院選挙も中盤

  10月16日(月) 衆議院選挙の中盤

 衆議院選挙が始まってすぐ、自民300をとる勢いとの見出しの新聞記事が踊りました。当初は野党4党で自公政権を倒そうと準備していた矢先、希望の党へ民進党がなだれ込む流れに驚きました。野党第1党が崩壊し、自民から出た小池代表の希望の党へ行こうとした民進党の人は、安保法制と憲法9条含めた改憲に賛成の人しか入れないと踏み絵を踏ませられたものですから大変。良心のある人は躊躇したんですね。そこで、枝野代表が立憲民主党を立ち上げ、護憲勢力の立て直しをはかった格好になりました。この立憲民主党と共産党、社民党の3党で候補者の1本化を図るために、共産党は67小選挙区で独自の候補を降ろしました。ただし、立憲民主党が出さない選挙区には共産党が予定していた通り出しました。ここは16区では、池田博英候補です。

 それにしても、後藤氏はこれまで共に、安保法制反対、安倍政権の下での改憲には反対としていた民進党から、いち早く抜けて、自民党の片割れに入りました。政治家として一番大事な政治信条をいとも簡単に投げ捨てるとは、これまでの活動は何だったのか、疑われます。当選したいがために、政党を渡り歩く議員はこれまでもいましたが、後藤氏は身近でしたので、驚きを禁じえません。あまりにも利己的な態度に驚きますね。

  毎日、電話での選挙運動を行っていますが、希望の党が作られたために、わかりにくさを感じている人が多いようです。希望の党は野党分断のためにできたようなものです。安倍首相は野党4党が束になってかかってきたら怖いと思っていたところ、分裂したものですから、怖いものなしになりました。

マスコミは3極の戦いと書き立てますが、本質は自公とその補完勢力対野党3党・市民の戦いです。でも、野党が分裂した格好なので、自民が有利になりました。しかし、今回は自民が優勢でも、いずれ国民も気づくでしょう。

 気づいてもらうために、私はコツコツと働きかけをしていきます。